師走の訪れに対する感じ方は人それぞれ違うと思うのだが、
清水寺を背景に今年の世相を表す漢字一文字が掲げられたニュースを見ると、
年の瀬が近づいてきたなと毎年勝手に一人で実感している。
先日もニュースで令和3年度の世相を表す漢字一文字が発表されていた。
令和3年度は、「金」 が一年の世相を表す言葉に選ばれたようだ。
一年遅れで開催された東京オリンピック2020では、幅広い競技での日本人アスリートの活躍があり、
柔道を中心とした金メダルラッシュに注目が集まった。
また、大谷翔平選手をはじめ、松山英樹選手、藤井聡太棋士もそれぞれに国内外問わず、
日本人初の大偉業を成し遂げられ、様々な金字塔を打ち立てた。
その一方で、コロナ禍における様々な給付金や助成金などのお金にまつわる議論等も含めて
今年は「金」という一文字が選ばれたようである。
思えば昨年度は、コロナ禍でなければ予想もつかない「密」という言葉が選ばれたことを思えば、
自粛ムードがやや緩和されてきたという事であろうが、欧州やアフリカでの感染拡大状況を見ていても、
まだまだ楽観視できない状況が続くと思うとため息が出てしまう。
2021年も残り2週間ほどになった。
今、自席でブログを書いているのだが、目の前の廊下を日常清掃でお世話になっている委託業者様が
年末の大掃除を隅々まで丁寧に実施していただいている。
昨日は、食事でお世話になっている委託業者様が年末多忙の折、わざわざ挨拶に来訪いただいていた。
この1年を振り返ると、年明け早々から第3波があり第5波まで感染拡大があり、
様々な制約の中で働かざるを得ない状況が続いていた。
そのような状況下で委託業者様にもご理解いただき、感染者を1人も出すことなく
事業運営を支えていただいた。
昨年とは違い、より身近にコロナウィルスが迫ってきていた中での状況であったことを鑑みると、
感謝してもしきれない思いである。
新しい年は、喫緊の課題でもあるご家族様の面会が、少しでも日常に近い形に戻ることができればと願いつつ、
今年度のブログの終わりとしたい。
来年も相変わらぬご愛顧をいただけますよう心よりお願い申し上げます。