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ショーシャンクの空に
先日、気象庁から梅雨明け宣言が発表されていた。
予想以上に気温も湿度も高い日が続いているため、
毎日のように全国各地で熱中症患者が搬送されるというニュースが報道されている。
空模様はすっかり夏空ではあるのだが、じめじめとしたこの暑さは例年以上のような気がしている。
私は、子どもの頃から六月だけはあまり好きになれない。
年齢を重ねてもまだその感覚に変化はない。理由は何とも単純明快なのだが、
雨でじめじめとするし、外出も億劫になる。
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何だか体が重いし、テンションも上がってこない。
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だからゆっくり休みたいのに祝日もない。
毎年このスパイラルに陥るので、個人的に気分転換を必要とする月なのである。
そんな中、たまたま地上波で「ショーシャンクの空に」という映画が放映されていた。
実はこの映画、二十数年前、仕事に忙殺されていた当時の私を救ってくれたと言えば少し大袈裟になるが、
少なくとも「よし、明日からまた頑張ろう!!」という気持ちにさせてくれた思い出深い作品なのである。
私の六月の気分と同じようにどことなく気分が乗らないであるとか、落ち込んだりしている方は是非とも鑑賞される事をおススメしたい。
長引くコロナ禍に加えて、物価高騰や世界情勢不安など我々の日々の生活にも目に見えて大きな影響が出始めている。
電力需給のひっ迫なども、関西ではあまり聞こえてきたことはなかったように思うのだが、
どうやら現実味を帯びてきているようだ。
ここ最近も景気の良い話はあまり聞こえてこないのが現実なのだが、
憂いてばかりいては何も始まらない。
「(音楽と)希望は誰にも奪えないものだ。」という映画の中のワンシーンが胸に刺さる。