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近畿大学の2022年度受験生に向けて発行されたパンフレットについて、何やら色々と物議を醸しているようだ。

再三、ルッキズムという聞き慣れないワードが出てくるので、検索してみた。

どうやら、外見至上主義という意味のようだ。

パンフレット内で現役学生紹介を「近大美男美女図鑑」と銘を打ち紹介されているようなのだが、

これが外見至上主義ではと一部批判の声が上がっているという。

容姿に対してのいじり、からかいなどは、いじめを助長するとして近年のバラエティ番組でも控える風潮になってきてはいるのだが、

数ある大学の中の一部の企画までも取り上げられて批判されてはたまったものではないというのが私個人の率直な感想だ。

 

先日もインターネットでの誹謗中傷の厳罰化を強化する法案が参議院で可決し、今夏にも施行開始とのことである。

SNSでの深刻化する誹謗中傷の抑止力として期待されているようだが、

普段よりSNSに触れることが少ない私からすれば、

それだけ他人を攻撃する人が世の中にこんなに多く存在するのかと信じられない気持ちにもなる。

 

不安定な社会情勢や長引くコロナ禍において、何か鬱屈とした雰囲気が社会全体を包んでしまっているのだろうか。

何かと他人への許容範囲が狭まり、窮屈に感じているのは私だけなのだろうか。

 

まだまだ述べ足りないのだが、今回はこのあたりでとどめておこうと思う。